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福知山線・脱線事故に思う part2 [つぶやき]

 ニュースを見ると腹が立つ。JR西日本は、会社としての体をなしていない。同乗している乗務員が救助しなかったり、宴会をやっていたり、一方で、運転士や車掌が平気でワイドショーに出てインタビューを受けている。組織として完全にバラバラ。
 今、報道されている、その区間の運転士からの事情聴取を聞く限り、所要時間を削り続け、追い詰められている構図が浮かんでくる。遅れを取り戻すために日常的に制限速度を超え、今まで事故が起こらなかったのが不思議なぐらい。事故で、すべてが明らかにされて、ホッとしている運転士がいるかもしれない。だとしたら、JR西日本の罪は重い。償っても償いきれない。素人的な立場から見ると、安全教育の徹底している会社、例えば、他の鉄道会社や航空会社に買収された方がよいのではないか、信楽高原鉄道の「事故後」を考えても、今までのしがらみを取るという意味でも、その道のスペシャリストを呼んで管理職を総入れ替えして全く新しい組織にする必要があるのではないか、などと思ってしまう。

 昔、学生時代に3年以上、ほぼ毎朝、S鉄道で駅員のバイト(切符切り、人の押し込み、ホームの掃除、泊り勤務など)をしていたけれど、僕が仕事でかかわった駅の方々は、例外なく「超」真面目。ラッシュ時、ホームで掃除していると、時に日常の「むしゃくしゃ」を駅員にぶつけてくる客がいるけれど、そんな人たちにも誠実に対応する彼らには本当に頭が下がる。
 僕の「鉄道」に対するイメージは「社会になくてはならない縁の下を力持ち的存在で、仕事自体は単純作業、ルーティンワークが多い感じ」。そう考えると、毎日、似たような作業を人々の生活を支えているというプライドを持ち、緊張感をもって仕事しなければならない、という逆の意味で厳しい職場かもしれない。最近は、自動改札導入、駅の放送、車内放送の自動化、ゴミ箱撤去など大幅に仕事が減り、どんどん人員削減されていると聞く。当然、通常業務に必要な人員と、ひとたび事故が起きたとき必要な人員との差は広がる訳で、「危機管理」「緊急時の動員」などが重要な課題になってくるだろう。上の人が、彼らの「真面目」をきちんと生かすようにしないと…一度崩れ始めると大変なことが起こりそうだ。


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コメント 4

kazusa

おひさしぶりです!
近々いらっしゃるんですよね!その時入れ違いでアタシは盛岡にいるんです..;

えっと、小平市内のハイドンで練習で借りていた場所のピアノは借りたことあります?
ピアノとの合わせの場所どこか探してます。
その前に小平市民とかじゃないと借りられないですかね。。やっぱり?
by kazusa (2005-06-16 23:12) 

noza

 私は、先週から昨日まで東京、本日より山形、また来週、東京の予定です。
by noza (2005-06-17 08:38) 

koyo

やっときました~!でも、まだ全部は読んでません。
koyokoyoブログからリンクしてもいいですか?来るのは、nozaさんもご存知の方々ばかりだから、問題ありならやめときますがぁ。
PCは、やっぱりプロバイダーを乗り換えることにしました。ちちちちちっ・・現象はあれからおきてませんけど、やはりつながりが異常に遅いらしい(G氏談)。
ところで↑はVcのSさん?
by koyo (2005-06-21 20:24) 

noza

ようこそ! といっても、最近、更新が進んでおらず…こんな状況でも構わなければ、よろしくお願いします。
プロバイダーの話、それがよいかもしれませんね。あの「ちちちちっ…」という音の現象だけは、どうしてそうなるのか、わかりません、正直、あの(パソコンの)反応は、予想外で心配になりました。「VcのSさん」…間違いないっす。
by noza (2005-06-22 09:22) 

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