私は安上がりの人間です-CDで感動 [音楽のこと]
夜、車を運転中、昨日買ったCDを聞いていると、感激で涙が出そうになりました。クーべリック&ベルリン・フィルの「ドヴォルザーク7番」。聞き始めると間もなく皮膚の緊張感がほぐれて、体に染み込むように音楽が入ってきました。情景が自然と浮かんできました。よくドヴォルザークの交響曲(7番以前)に感じるブラームスの「影」も全くなし。
なぜCDで? 何か偽物に感動しているみたいで複雑な気分…私は「安上がり」の人間です、「機械」に感動してしまうんですから。もちろん滅多にないこと、100枚聞いて1枚あるかないかですが、確実におこります。常日頃、「生の良さ」を伝えることが使命と考えているので、こんなことがあると、果たして「すばらしい音楽とは何ぞや」悩みます。
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